乾杯の挨拶したくないなぁ~
乾杯の挨拶は、全て「型通り」で大丈夫です。
飲み会の始まりは乾杯から。
これはどんな飲み会でも共通であり、会社であれば偉いひとが担当します。
しかし、急な無茶ぶりで「乾杯は若手の○○さんよろしく」と言われることも。
そんなとき、断る訳にもいかず頭が真っ白になりませんか?
「え、何て言えばいいの?」
「お疲れ様でした、かんぱ~い!」だけだと内輪の飲み会と一緒ですし、、、
かと言って、「今期の業績は皆さんの努力のおかげで~」なんて上から目線で言うのも違う気がします。
結局、訳も分らず「とりあえずお疲れっした、かんぱい!」と発生して終わるのが関の山。
でも大丈夫です。
そんな悩める若者がスマートに乾杯の挨拶ができるようレクチャーしていきます。
僕自身、若手時代にさんざん幹事をやらされ、乾杯の無茶ぶりにあってきました。
最初は『たじたじ』でしたが、徐々に慣れていきましたので、そのノウハウを全てお伝えします。
乾杯の締めの方法は別の記事で紹介しておりますので、下記をどうぞ。
【若手社員必見】飲み会の締めをこなす方法【シーン別例文あり】
乾杯の挨拶は気持ち良い
具体的なノウハウの話しをする前に、皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、
『乾杯の挨拶』は、うまく出来るとメチャクチャ気持ち良い!
ということです。
自分の発声に合わせて皆が杯を交わし合う、オーケストラでいうところの『指揮者』のような気分になることができます。
もちろん乾杯の挨拶は慣れが必要ですが、逆に言えば慣れてしまえば、『乾杯の挨拶したいよ~!』と思えるようになります。
この感覚を若手の皆さんには味わってもらいたいです。
将来、立場が上になった時にも必ず役に立ちますからね!
それでは、いってみましょう!!
乾杯の大前提
乾杯は準備が全て。そして完結に。
よっぽどアドリブ力が高いひとは別ですが、準備をしていなければ、ほぼ100%負け戦になります。
ましてや乾杯はシラフで行いますので、『曖昧なノリ』では乗り切れません。。
逆に言えば、酔っ払いからの突っ込みもないため、準備さえしておけば何とかなります。
自分に振られる可能性があるときは、前もって何を話すかイメージしておきましょう。
それでは次に、そのイメージを作りあげるのに必要な「乾杯の段取り」について説明します。
乾杯の段取り
乾杯には「型」がありますので、基本的にはその「型」通りに組み立てれば形になります。
- 開催宣言
- 一言、二言
- かんぱ~い!
開催宣言
1つ目は「開催宣言」です。
「それでは今から○○会を開催したいと思います」
最初の一言は決まり文句としてこのフレーズを言いましょう。
慣れていないと、何から話して良いか分からないので、開催宣言を頭に持ってくればスムーズに入れます。
飲み会の開催宣言?
と思われるかも知れませんが、実際にやってもらえば分かるはずです。
全く違和感ないですから。
僕も未だにどんな飲み会でもこのフレーズから入るようにしています。
一言、二言
2つ目は、「一言、二言」です。
ここが考えるポイントです。
基本的に若手は自分のことを話すようにしましょう。
コツはうまく「かんぱ~い」に繋げることです。
のちほど、パターン別に紹介します。
かんぱ~い!
3つ目、最後は「かんぱ~い!」です。
ここも「開催宣言」と同じく定型文でOK。
「みなさんで盛り上がっていきましょう、かんぱ~い!」
と言えば、スムーズで良い挨拶が完結します。
これくらい短くてOKです。長々話しても聞く方が疲れますので。
それでは続いて、パターン別の例文を紹介していきます。
乾杯のパターン別例文
- 歓迎会
- 送別会
- 忘年会
- 新年会
- 仕事の節目
歓迎会
<例文>
・それでは今から、佐藤さんの歓迎会を開催いたします。
・僕自身佐藤さんと歳が近いですし、仕事での絡みもありますので、この会を通じて関係性を深めていきたいと思っています。
・今日は、お酒を飲みながら皆さんで大いに盛り上がり盛大に佐藤さんを歓迎しましょう。かんぱ~い!
送別会
<例文>
・それでは今から鈴木さんの送別会を開催いたします。
・僕自身、鈴木さんとは長い間一緒に仕事をさせてもらいましたので寂しくなりますが、新たな環境での挑戦を応援させていただきます。
・今日は鈴木さんの門出を祝して良い思い出を作りましょう。かんぱ~い!
忘年会
<例文>
・それでは今から忘年会を開始します。
・皆さん1年会お疲れ様でした。僕自身、皆さんのおかげで何とか1年を乗り切ることができました。本当に感謝しております。
・また来年も良い年になりますよう、今日は盛大に盛り上がっていきましょう。かんぱ~い!
新年会
<例文>
・それでは今から新年会を開催いたします。
・新たな歳が始まり、僕自身さっそく大きな案件を抱えております。
・今年も会社に貢献できるよう頑張っていきたいと思いますし、皆さんにとっても充実した1年となるよう幸先の良いスタートを切っていきましょう。かんぱ~い!
仕事の節目
<例文>
・それでは、先日の新商品発表を祝してお疲れ様会を開催いたします。
・ここに至るまですごく大変でしたが、僕自身も業務を通じて少しは成長できたかなと実感しております。
・すでに次の案件がスタートしていますが、今日は一息ついて美味しいお酒を飲みましょう。かんぱ~い!
最後に
いかがでしたでしょうか?
『乾杯の挨拶』を少しでもイメージできたのなら嬉しいです。
このように準備しておくことでかなり楽になります。
あとは場数を踏むこと。
少しずつ慣れていけばOKです。
若いうちに失敗しておくことも貴重な経験ですからね。
社会人であれば飲み会は避けては通れません。
急に乾杯を振られたとしても、スマートにこなせるようチャレンジしてみてください。
以上
ありがとうございました。
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