・部署異動して仕事の内容にやりがいを感じない
・自分には不向きであると思い込み成長意欲もない
・この仕事を続けても専門性が身に付かない
会社員を続けていると思わぬタイミングで部署異動を言い渡され、今までの様なやりがいを感じられずモヤモヤすることがあります。
「なんで俺が部署異動なんだよ?」と嘆きたくなる気持ちも分かりますが、せっかく働くのであれば、やりがいを持って仕事に打ち込みたいですよね。
そんな予期せぬ部署異動をきっかけに仕事に対するモチベーションが下がってしまった方の悩みを解決します。
僕自身、メーカーで商品企画の仕事がしたく今の会社に就職し、7年間所属していたのですが、昨年異動となり全く違う部署で仕事をするようになりました。
最初は本当にやりがいを感じられず、すぐにでも辞めようかと思いましたが、1年数ヶ月が経ち、今ではやりがいを持って仕事に打ち込めています。
では何故、僕自身がやる気の無い状態からモチベーションの高い状態に変化することができたのか、その考え方と具体的な行動について紹介します。
どんな仕事でも楽しむための考え方
・最初はやりがいを感じなくて当然
・慣れてきたら面白くなる
・それまでは辛抱が必要
新しい環境で仕事を始める際、「不安に感じながらも楽しみである」という声をよく聞きますが、本当にそうでしょうか?
ひとの価値観は簡単には変わりませんので、今までのようなやりがいを感じられないのは当然です。
それに、「前の部署の方が良かったなあ」と思いたくなるのも自然でしょう。
なぜなら、前の部署の方が安心して働けますし成果も出しやすいからです。
だからこそ、環境に合わず仕事にやりがいを感じられないのは自分のせい、なんて思わないでください。
それが普通のことなのです。
しかし、辛抱強く耐えて目の前の仕事に必死に取り組んでいると、少しずつ慣れてきて、どんどん楽しくなってきます。
仕事だけでなく、スポーツも同じですよね。
「好きだから技術が向上した」というのも正解ですが、「技術が向上したから好きになった」という考え方もまた正解ではないでしょうか。
要するに、まずは新しい仕事になれること。
それまでは仕事にやりがいを求めても無駄です。
ある程度基礎が出来てから、自分の創意工夫で仕事は楽しんでいくものですからね。
それでは続いて、「仕事が楽しいー!」と思うようになるまでの具体的なステップを紹介していきます。
どんな仕事でも楽しむための具体的行動5ステップ
ステップ1:まずは仕事を必死に覚える
ステップ2:慣れてきたら自分の色を出す
ステップ3:今までのやり方を覆す
ステップ4:1つの分野でスペシャリストになる
ステップ5:難関資格を取る
ステップ1:まずは仕事を必死で覚える
大切なのは、今までの価値感を一旦捨てて新しい仕事を覚えること。
前部署での経験を活かすことも必要ですが、それよりも真っさらな状態で仕事に取り組んだ方が飲み込みが早いです。
それから、分からないことは早めに潰しておくこと。
後になって聞くのは恥ずかしいですからね。
また、聞いても理解できないことは自分で勉強することも必要でしょう。
僕自身、今の部署になって会計の知識が必要になりましたので、簿記の勉強を家でやっていました。
このように、1日でも早く「新しい仕事に慣れること」に注力してください。
ステップ2:慣れてきたら自分の色を出す
前部署の経験を活かすのはここからです。
ある程度仕事に慣れてきたら、自分の考え方や経験をもとに味付けしていきましょう。
この段階では、あまり大きく仕事のやり方を変えるのでは無く、あくまでアレンジする程度にしてください。
一気に変えすぎると、周りからもよく思われないですからね。
要するに、「工夫する」ということ。
これができるようになると、実績という形で自信にも繋がります。
ステップ3:今までのやり方を覆す
周りからの信頼を少しずつ得られるようになってきたら、今までのやり方を大胆に変えてみてください。
いわゆる、これが「改革」です。
「改革」は外から来た人間にしかできないですからね。
では何ができるのか?
やはりここでも、自分の今までの経験や価値観を仕事にぶち込むことです。
簡単なことではありませんが、ここまで来たら仕事が楽しくてたまらなくなります。
ぜひ、トライしてみてください。
ステップ4:1つの分野でスペシャリストになる
次は外に出ても通用する力を身に付けることです。
要するにスペシャリストになることです。
「自分の会社特有の仕事だから他の会社では通用しない」なんてことは基本的にありません。
もし本当に他の会社で全くやっていない仕事なのだとしたら、それは希少価値高すぎて逆にどこでも転職できますよ。
転職しなくても、その経験をブログやYouTubeで発信すれば、かなりのアクセスを集められるはずです。
会社員に限らずですが、「ここなら誰にも負けない」という分野を作れたらどこでも生きていけますよね。
ステップ5:難関資格を取る
最後に権威性という意味で難関資格をあげました。
難関資格を持っていると、他のひとは皆黙りますからね。
まぁ僕は難関資格を持っていないのですが、会社の先輩で弁理士の資格を持っている方がおり、特許関係については無双しています。
より楽しく自由に働くためにも、難関資格にチャレンジしてみるのも大変価値のあることです。
勉強が好きな方はぜひトライしてみてください。
最後に
「型破り」という言葉は、みなさんご存じでしょう。
部署異動しても仕事を楽しむためには、「型破り」すること、つまり今までのやり方を覆して改革を進めることです。
「型破り」をするためには、まずは「型」を覚えなければなりません。
「型」とは、新しい部署での仕事そのものです。
「型」を覚えて、「型」を破る。
この記事が、部署異動して悩んでいる方の助けに少しでもなれれば幸いです。
以上
ありがとうございました。
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