【土下座】高校野球時代に味わった辛さとエピソード3選

学生時代
サツマ
サツマ

土下座はもうしたくない。

高校時代の土下座エピソードを紹介します。

皆さんは土下座をしたことがありますか?

正座はあると思いますが、手を膝の前に置き、頭を地面スレスレまで下げた経験はあまりないかと。

もしかしたら、奥さんに全力で謝る際に『土下座をした』という旦那様はいるのかも知れません。

土下座とは、どうしても許してほしい時のみ発動する最後の手段です。

これで相手からの許しをもらえない時はよっぽど何かあったのでしょう。

僕自身、とても不名誉なことではありますが、10代で何度も土下座を経験しました。

この土下座経験は全て野球部時代の出来事であり、相手は監督です。

ちなみに、どういう状況で土下座をしていたのかと言いますと、

①何故土下座をしたのか?
 → 学校での『やらかし』
②どこで土下座をしたのか?
 → グラウンドや学校内
③何人で土下座をしたのか?
 → 野球部員総勢50名

こんな感じです。

ちなみに、『やらかし』に関する記事は、こちらをどうぞ。
高校野球時代、髪型を五厘にさせられた理由3選

当時は土下座をすることに全く抵抗がありませんでしたが、今思えば、野球部員50名が場所を選ばず土下座をしている姿はかなり異常ですよね。

しかも、1回の土下座で1時間を平気で超えますので相当キツいです。

いやぁ、あんな思いは2度としたくありません。

ただ、今となっては笑える話しですので、惜しみなく紹介したいと思います。

それでは、いってみましょう。

土下座の辛さ

屈辱とかではなく、とにかく足が痛い、
でも、もっと辛いのは・・・

土下座なんてただのパフォーマンスだと思っていましたので、特に屈辱感はありませんでした。

『はいはい、ただ正座して頭下げるだけでしょ』

これくらいの感覚です。

そんな事よりも、とにかく『足が痛い』。

足首あたりが痺れて仕方ないんですよ。

そりゃそうですよね。

だって1時間ずっと土下座しているんですから!

もちろん、座布団なんかありません。

本当に単なる我慢です。

しかし、本当にキツいのは土下座が終わってからです。

え、どういうこと?

それは、足が痺れて立てなくなった先輩を見て爆笑するのを我慢しなければならないことです。

もう最低な後輩ですよね。

でも、足が痺れて立てなくなってる先輩ってめちゃくちゃ面白いんですよ。

必死に立ち上がろうとしているのですが、うずくまって上半身だけがピクピクしていて笑

別にその先輩が嫌いな訳ではないんですよ。

むしろ好きというか、足が痺れて立てなくなるのって大体ぽっちゃり体型の人なので余計に面白いんですよねこれが笑

しかも、土下座なんてしている時はチームの雰囲気が最悪な状況ですからね。

ただ、絶対に笑ってはいけない状況だからこそ、笑いたくなってしまう気持ち、分かりますよね?

ゲラの同級生と目が合ったら最後、吹き出さずにはいられなくなります。

本当にもう、、、

足は痺れるし、立てなくなってる先輩を見て笑うのを我慢しないといけないし、大変なんですよ土下座ってやつは笑

土下座エピソード3選

グラウンドで土下座

グランドは土だしまだ楽ですね。

ベンチに監督が座っていて、部員50人が土下座をします。

まぁグラウンドでの土下座は日常茶飯事とまではいきませんが、割と多かったかなぁという印象です。

特徴は、とにかく時間が長いことです。

ただひたすら土下座を続けると言いますか、

あまりにも長くて沈黙が続き、自分の視界は真下の地面だけで周りが見えないため、次第に

『あれ、今土下座しているのって俺だけ?』

という感覚に陥るんですよ。

『いや、そんなこと無いよなぁ』

という気持ちでこっそり横を見たとき、同じ意図で横を見ている同級生と目が合ったときは爆笑寸前になります笑

それくらい、土下座なんてただのパフォーマンスでしかありませんでした。

それで良かったのか?

まぁ、いいか!

体育教官室の前で土下座

休み時間の度に土下座をしていました。

本当に頭おかしいですよね。

監督が体育教師でしたので、体育館の中にある教官室の前で休み時間の度に土下座していました。

注目なのは、体育教官室の『中』ではなくて『前』ということです。

つまり、監督が見えないところでひたすら土下座するんですよ。

野球部員50人で。

これは本当に謎というか、意味のない行為でしたね。

問題なのは、この行動を見て、他の教師達が誰も止めに入らないことです。

まあ、当時の僕たちは他の教師に止められたところで、

『じゃあ、撤収するか』

とは、ならなかったでしょうけどね笑

正門の前で土下座

最大級にヤバい正門土下座

極めつけは正門での土下座です。

これはエグ過ぎます。

どういうことかというと、朝、監督が学校に来る前に野球部員50名が正門に並び土下座して待っているのです。

しかも、全員が五厘刈りですからね。

同じクラスの女の子にもこの光景を見られて相当恥ずかしい想いをしました。

そりゃ彼女できないぜ笑

というのは余談ですが笑

正直僕はここまでして許してもらいたいとは思いませんでしたよ。

これ以上何をしたらいいんだよ。

充分に反省してるって。

もう野球部やめようかなってこの時はさすがに思いました。

でも、正門で土下座したから野球部やめたって微妙だよなぁと思ったので最後まで続けたんですけどね笑

今の時代に土下座を連発したらどうなるか?

SNSで叩かれて悲惨なことになる。

例えば、野球部員50名が五厘刈りで土下座しようもんなら、誰かにSNSで発信されてしまい、

①監督は?
 → コンプライアンス違反で学校を追い出され。
②野球部員は?
 → 活動自粛を余儀なくされ。
③学校は?
 → 悪評により入学希望者が激減するでしょう。

まぁ論点はSNSの怖さではないものの、高校生に土下座をさせるっていうのは良くありません。

今となっては笑い話しとなっていますが、決して正当化するべきではないでしょう。

まとめ

僕は高校時代に散々土下座をしてきましたが、

結論、

土下座なんてするものじゃありません。

それと、

相手にさせるものでもありません。

周りから見ても滑稽ですし、単に土下座することに何の意味もないです。

今回は土下座をネタとして紹介しましたが、あくまでネタであり決して社会で通用するスキルではありません。

本当の意味での謝罪とは、単に頭を下げるだけでなく行動で示すものです。

誠意を見せるのはもちろん大切ですが、問題を解決できるのが真の社会人だと思います。

そんな大人になるために、頭を下げるのではなく頭を使えるよう日々努力していきたいです。

以上

ありがとうございました。

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