理系だって営業マンになれる!
理系出身だけど、営業をやってみたい!!
そんなマインドをお持ちのみなさん、ようこそ!
理系といえば、エンジニア、設計、技術職などが思う浮かびますが、
「実は自分、1回くらい営業してみたいんだよね」
「自分の力でどれくらい売上げに貢献できるか試してみたい」
このように営業の仕事をポジティブに考えている理系出身の方も少なからずいるでしょう。
はたまた、
「内向的だからこそ営業をやって自分を変えたい」
「色んな人と会わないと価値観が広がっていかない」
こんな上昇志向を持ちの方もいらっしゃるのでは?
兎にも角にも、『営業』をやってみたい!!
でも、でも、でも、、、
「自分理系出身だけど、ホントに大丈夫?」
「文系のノリとか出来ないけどやっていける?」
「コミュ障だけど、問題ない?」
こんな不安をどうしても抱いてしまいますよね。
結論、まったく問題ございません!
僕自身も理系出身で、20代の間はずっと技術系の仕事をしていました。
そして、31歳になったタイミングで転職し予期せぬ配属により営業職となりましたが、何とかやっていけています。
ちなみに、僕が転職したのは不動産会社です。
いわゆるBtoC営業で一般の方に家を売る仕事ですが、入社して半年、一応ノルマを達成しました。
まぁ、ノルマ達成しただけで『成績1位』を取った訳ではないので何の自慢にもなりませんが、それでも営業未経験でのノルマ達成は自信になります。
誤解してほしくないのが、
・元々素質があった
・人とコミュニケーション取るのが得意だった
訳ではないということです。
僕もいわゆる『ザ・理系男子』なので、コミュニケーション下手ですし、人の懐に入り込むのが本当に苦手です。
だからこそ、僕も最初は本当に不安でしたが、あるとき気が付いたのです。
営業は、
・コミュ力が全てじゃない
ということに。
もちろん、人と接する上で最低限のマナーや礼儀、あいさつはできないといけませんが、
抜群のコミュ力がないと売れない訳ではありません。
じゃあ、他に何が大切なのか?
それは、、、、
まさに、、、、
あなた次第です!!!
えー、って拍子抜けしたかも知れませんが、これが答えです。
要は何が言いたいかというと、営業の武器は人それぞれ違うということ。
抜群のコミュ力が無くても他の要素で十分にカバーできるのです。
逆に言うと、コミュ力があってもそれだけでは売れません。
お客様はあなたの人柄で買うわけではないので。(よく誤解されがちですが)
という訳で理系の皆さん、あなた方にしか無い武器を見つけにいきましょう!!
今回は「ザ・理系」の僕が理系だからこそ身に付けた武器について紹介します。
うまいこといけば、文系のイケイケ営業マンを超えることもできると信じています。
そんな同じ志しの同士たちに響くよう、綴っていきます。
それではいってみましょう。
コミュ力は大して必要ない
理系の皆さん、ご安心ください!!
営業を経験して感じた一番のギャップ、、、、
『コミュ力』は大して必要ない!
いわゆる営業マニュアル本に書いてある通り、
『雑談でアイスブレークして・・・』
なんて流れは特に不要です。
いきなり本題に入ってOK!
むしろその方がスムーズに話しが進みます。
何故なら、お客様も時間がたっぷりあるわけではないからです。
あからさま、まずは雑談だと思ってベラベラ話しても逆効果です。
仮に雑談が好きなお客様だとしたら、向こうから勝手に話しかけてくれるので聞き役に徹すればOK!
お客様と仲良くなろうという意識なんて要らないんですよ。
理系の方は、頑張って少し大きめなハキハキとして声、そして不自然でもニコって笑えばいいのです。
これさえできれば、まずは大前提の部分はクリアになります。
理系の僕が営業に順応できた理由3選
理詰めが得意
ロジカルに考え、ロジカルに説明する。
これは文系の営業マンを否定する訳ではないのですが、小手先のテクニックが上手い人っているんですよ。
何となくそれなりに聞こえてしまうといいますか。。。
一方、理系の皆さんはロジカルに考えるのが大好きですよね。
理屈が通っていないのが大嫌いですよね。
なぜなぜ分析とかめっちゃしますよね。
そうです!
ロジカルに考えることは理系の専売特許!(僕はFラン理系ですが笑)
『AだからB、BだからC、よってAは必要である』
みたいな。
このように理詰めで考えられるからこそ、
・お客様への説明に深みが増す
・お客様からの質問に即答できる
よって、お客様から信頼を得られるのです。
あくまでこれは理系の方が得意とするやり方であり、文系の方々のやり方を否定するものでは全くありません。
理系のみなさんは学生の頃から途方もない実験から論理を導き出したり、緻密な計算問題をたくさん解いて法則を見つけ出したり・・・
この経験が営業現場において結構大事な場面で活きてくるのです。
お客様が求めているのは確かな情報と答え。
モノやサービスの本質を理解すること、お客様の潜在的な要求を探求すること、
どちらも極めて大切なことですが、どうでしょうか?
得意ですよね!!理系の皆さん!!!
資料作成が得意
プレゼン資料はお手のもの!
営業は言葉だけで伝える仕事ではありません。
相手に分かりやすく商品の説明や魅力を伝えるのにプレゼン資料は必須アイテムです。
理系の方々は学生時代からレポートや資料をうんざりするほど作ってきたことでしょう。
だからこそ、『人に伝わる』資料の構成や配色、言葉選びに長けているのです。
また、パワーポイントだけでなくilustratorやphotoshopなどのソフトを駆使することでより上質な仕上がりになります。
極端な話し、お客様に会う前の段階において『資料』で気に入ってくれたら商談がかなりスムーズに進みます。
また、資料のクオリティを上げることで反響を多く獲得できるため、結果的に成約に繋がる可能性が高くなるのです。
ぶっちゃけ、
営業をやってみてわかったことは、営業は『反響』獲得ゲームであること。
3組の内見よりも10組の内見の方が成約率は高いですからね。
僕のような不動産反響営業の場合は、ですけど。
コミュ力おばけが相手する3組よりも、凡人が相手する10組の方が間違いなく成約できる可能性は高いです。
営業は数字さえ残せばOKなので、やり方なんて問われません。
明らかに公序良俗に反する行為はNGですが。
どうですか、理系のみなさん。
創作物、得意なんじゃありませんか?
営業においては、その力がめちゃくちゃ役に立つのです。
理系のお客様と相性が良い
理系の方との相性が抜群に良い
まぁ、当たり前といえば当たり前!
じゃあ、文系や体育会系のお客さんが来たときはどうするんだよ?
と思われたことでしょう。
正直、文系や体育会系のお客様が来たときは『相性が良い』とは言えません。
ノリや性格がやっぱり根本的に違いますので。
しかし、、、
ここで肝心なのが、営業職の属性です。
世の中の営業マン、文系や体育会系が多いイメージありませんか?
その通りです。
どうしても理系は少数派です。
だからこそ希少価値があるのだと僕は思っています。
要するに何が言いたいかというと、
文系や体育会系のお客様は同じ属性の営業マンが得意としているため競合が多すぎる。
一方、
理系の営業マンは少ないため、お客様が理系だった場合、そこに競合は少ないのです。
僕の実体験として、技術系の仕事をされているお客様がいらっしゃった時にバチッと相性がハマリ成約につながりました。
いいですか!
皆さんは”理系”というだけで希少価値があるのです。
営業のスキルが特に秀でていなくても、刺さるお客様には刺さるのです。
これは意外すぎる嬉しい誤算でした。
サッカー漫画『ブルーロック』に学ぶ営業哲学
営業のスタイルは人それぞれ!
皆さんは『ブルーロック』というサッカー漫画をご存じですか?
才能のある高校生を一箇所の施設(ブルーロック)に集め、その中から世界一のストライカーを育成するという物語です。
サッカーと営業、何の関係があるの?
めちゃくちゃ共通しています。
どういうことか?
ブルーロックに集まった選手達の目的はただ1つ、世界一のストライカーになること。
ただ、目標は同じですがそのプレースタイルは千差万別です。
・シュート力に長けている選手
・トラップ技術に長けている選手
・スピードに長けている選手
・パス技術に長けている選手
・空間認識能力に長けている選手
この通りです。
面白いのが、どのプレースタイルが一番良いというのが無いこと。
それぞれ良さがあり、自分の個性を最大限に活かした者が勝利する。
営業に例えてみると、
・シュート力に長けている選手 ⇒ クロージングが得意な営業マン
・トラップ技術に長けている選手 ⇒ お客様の要求を受け止められる選手
・スピードに長けている選手 ⇒ テンポ良く商談を進められる営業マン
・パス技術に長けている選手 ⇒ 困り事があったらすぐに他部門に確認が取れる営業マン
・空間認識能力に長けている選手 ⇒ お客様から質問される前に説明できる営業マン
こんな感じでしょうか。
もちろん、全ての能力を身に付けることができれば最強ですが、そう上手くいきません。
大切なのは自分の特性を見つけることです。
足の遅い選手が、スピードを求めても武器にならないですからね。
そこで理系のみなさん、僕たちの武器は何ですか?
今回紹介した、
・理詰めが得意
・資料作成が得意
・理系のお客様と相性が良い
この3つ、いやそれ以外にも個人のパーソナルがあることでしょう。
決して、営業=イケイケ文系=自分ではない=詰んだ・・・
なんて思考にならず、思い切り挑戦してほしいです。
理系だからこそ成し得る営業のスタイルが必ずあります。
仮にダメだったとしても元の仕事に戻ればいいじゃないですか!
営業やってみたい!
自分を変えたい!
そんな理系の方はぜひ、営業の世界に飛び込んでみましょう!!
以上
ありがとうございました。
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akn88z