【20代で家を買う】3階建住宅のメリット・デメリット

生活

3階建住宅って実際どうなの?

今回は、以下のような方に向けて書いていきます。

・20代で結婚して賃貸物件に住んでいるけれど、家賃は掛け捨てだし勿体ない
・そろそろ30歳になるし、将来のことを考えると早めに持ち家を買うのもありかもなぁ
・関東でそれなりの立地だと3階建てが妥当だよねぇ

コロナ以降、関東圏のマンション価格が高騰しているため、庶民が買うのにはハードルが高くなってきています。

とはいっても、2階建ての家は土地が広いため金額的に手が届きづらいのも事実。

「家を買う」ことは人生における大きなイベントですし、もし三階建て住宅を買うのであれば、メリットとデメリットをしっかり把握しておきたいですよね。

そんな皆さんの悩みにお答えします。

僕自身、27歳で結婚して28歳で横浜に3階建ての建売住宅を購入しました。

一般的にデメリットも多いと言われている3階建て住宅ですが、今のところ快適に生活しています。

将来仮に子供が2人できたとしても、暮らしていくには問題ありません。

それでは、実際の間取りからメリット、デメリットまで詳しく説明していきます。

※この記事を最初に書いた時はまだ結婚生活が続いていました笑

我が家の間取り紹介

我が家の間取り

上から3階、2階、1階となります。
※赤い線が入っていてすみません。

先述した通り今は子供がいませんので次のように各階を使っています。

■1階 : ゲストルーム
■2階 : 主な生活空間
■3階 : 寝室&ネコ部屋

1階:ゲストルーム

格好良く「ゲストルーム」と呼んでいますが、ただ余っているベッドを置いているだけです。

従って普段は使用しておらず、親や友達が泊まりに来た際にここで寝てもらっています。

あと若干荷物置き場になってしまっているので、そろそろ片付けないとなと思う今日この頃です。

将来的に子供ができたら、ここを夫婦の寝室にする予定です。

2階:主な生活空間

こちらが主に生活しているLDK空間になります。

合わせて15畳ほどになりますので、生活するには十分なスペースです。

ダイニングとリビングの間にはスペースがあるため、雨の日はハンガーラックを置いて洗濯物を部屋干ししています。

また流行りの対面キッチンを搭載しているため、料理中でもコミュニケーションが取りやすいのも特長の1つです。

3階:寝室&ネコ部屋

現在は3階のバルコニー側を寝室、その反対側をネコ部屋としています。

まあネコ部屋と言ってもケージとトイレが置いてあるくらいですけどね。

あとネコ部屋には妻の化粧台、本棚も設置しています。

将来的に子供ができたら、3階をこども部屋にする予定です。

簡単ではありますが、我が家の間取り紹介をさせていただきました。

それでは続いて、3階建て住宅のメリット、デメリットを説明します。

3階建て住宅のメリット5選

・狭いからこその落ち着き
・掃除が楽
・LDKが2階にある
・階段が良い運動になる
・洗濯物を2階と3階に干せる

狭いからこその落ち着き

3階建ての家は狭いからこその落ち着きがあります。

感覚的ではありますが、部屋が密集している分、温もりがあるといいますか。

1人暮らしをしていた頃の1Kの部屋と何となく近いです。

廊下がない分、どこにいても家族に声が届くのも特長の1つ。

もちろん、部屋の扉を閉めていれば聞こえ難くなるのでプライベート空間は確保できます。

掃除が楽

基本的に階段を除けば部屋の面積はそれほど広くないため、掃除機をかける時間がかなり短いです。

実家は静岡の田舎なので家が広く掃除も大変そうでしたが、3階建て住宅の場合は15分ほど掃除機をかければキレイになります。

階段もハンディタイプの掃除機を使えばあっという間です。

関東圏にお住まいで朝が忙しい方でも、すぐに掃除ができるのはうれしいですよね。

LDKが2階にある

3階建て住宅の場合、2階に主な生活スペースであるLDKがあります。

2階に位置していることで通行人と目が合うことがないため、人目を気にして生活する必要がありません。

さらに、昼間電気をつけていなければカーテンを開けていてもセールス訪問者が来た際に居留守が使えます

1階にLDKがあるとそういう訳にはいきませんよね。

階段が良い運動になる

3階建て住宅のデメリットとして必ず挙がるのが階段です。

でも少し考えてみてください。2階建て住宅も階段はありますよね?

それに仕事やプライベートで外に出る際も必ずどこかに階段は存在します。

なので個人的にはむしろ「階段が良い運動になる」と前向きに捉えています。

年を取って本当に階段が辛くなったら、施設に移ればよいかと。

20代、30代の若いうちから心配する必要はありません。

30年住んでもまだ60代、僕ら世代は確実にバリバリ働いていますね。

洗濯物を2階と3階に干せる

単純に干せるスペースが多いだけでなく、高さが違うことで季節変動に強くなります

理由は、夏と冬では太陽の高さが変わるからです。

外から家を見ると日の当たる位置が一目で分かりますので、それに合わせて洗濯物を干す階を決めることが早く乾かすコツになります。

3階建て住宅のデメリット5選

・収納スペースが狭い
・1階と3階の温度差
・隣の家と近い
・庭がない
・家財の移動が大変

収納スペースが狭い

居住スペースは多少狭くても問題ないのですが、服などを収納するスペースには物足りなさを感じます。

ただ、間取り図を見ていただければ分かる通り、「Clo(クローゼット)」や「Sto(納戸)」は1階と3階にありますので、あとは収納の仕方によるかなと。

それから無駄にモノを増やさない努力も必要でしょう。

また外に小さい倉庫を設置するのもありですよ。

実際にお隣さんは置いています。

1階と3階の温度差

やはり高さによる温度差はあります。

夏は3階が蒸暑く、冬は1階が寒いです。

対策として空調機器を使うようにしましょう。

最近はスマホで操作できる機種も普及していますので、帰宅前に運転開始することで帰宅後すぐに快適に過ごすことができます。

ただ、基本的には2階で生活していますので、夏は寝る前にクーラーを入れ、冬は寝る前に暖房を入れれば問題ないです。

隣の家と近い

これは問題と捉えるか微妙なところですが、物理的な距離が近いので少し気を使います

ただ、ご近所さんの生活音が聞こえたり、苦情をもらったことはありません。

しかもマンションほど接近していませんので、気にならなければ全く問題ないです。

庭がない

地方出身の方は、「家=庭付き一戸建て」というイメージが強いのではないでしょうか。

ただ残念ながら、3階建て住宅には庭がありません。

その分、ガレージに植木鉢を置いて育てているひとも多くいます。

また関東ですし車を持たないと決めているひとは、犬小屋なんかも置けますよ。

家財の移動が大変

引っ越しの際はクレーン車を使って2、3階へと運ぶので問題ないのですが、家族構成が変わってベッド等を移動させるのが非常に難しいです。

家具を決める際は、解体・組立が比較的簡単なものを選ぶようにしましょう。

ただそんなに頻度は多くないでしょうし、いざとなれば業者を呼べば問題ありません。

以上がデメリットとなりますが、紹介した通り工夫次第で何とでもなります。

「3階建て住宅は抵抗がある」という気持ちはよく分かりますが、関東圏でそれなりの立地に戸建て購入を検討されるのであれば、3階建て住宅をベースにデメリットを解決する方法を考えてみることをオススメします。

最後に

最初に書いた通り、家を買うのは人生におけるビッグイベントの1つです。

そんな簡単には決められませんよね。

ただ実際の間取りを見たり現地訪問するのは無料ですので、行動あるのみです。

個人的には今の3階建て住宅にとても満足しています。

また、僕が家を買った際にお世話になった不動産屋さんが言っていた言葉を最後に紹介しておきます。

立地 × 価格 × 家の広さ

この内2つが決まると、残りの1つは自動的に決まる 

つまり、関東圏の○○駅徒歩△分で4,000万円の家を探しているのであれば、あとは自動的に家の広さが決まるということです。

それが3階建て住宅であれば、そこで生活するイメージが沸くかどうかです。

正直、大金持ちでない限り家選びに100点はありません。

その中でどう落としどころを見つけていくか。

必ずしも3階建て住宅が正解ではありませんが、この記事が1つの参考となれば幸いです。

以上

ありがとうございました。

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