地元を離れて東京に出たいなぁ
そう考えている学生や社会人の方は多くいるかと思います。
”でも東京って未知の領域なんだよなぁ”
東京の学校や会社に通いたいけど、住むとなると家賃は高いし少し怖い気もする。
できれば千葉、埼玉、神奈川あたりに生活の拠点を置きたい。
そうなると候補となるのが、千葉市、さいたま市、横浜市ではないでしょうか。
いずれも県庁所在地であり、東京へのアクセス性も良し。
生活する分には申し分ないのですが、問題はこの3都市である千葉市、さいたま市、横浜市のどこを選択するかです。
特に東京都の真ん中あたりに通う場合は、千葉市、さいたま市、横浜市のどこからでもアクセス性に大差無い場合があります。
じゃあどこに住もうか、と悩んでいる方にぜひ読んでいただきたいです。
僕自身、18歳で地元静岡県を離れ、今まで3都市に住みました。
- 千葉市(19~22歳) 大学時代
- さいたま市(23~26歳) 社会人初期
- 横浜市(27~30歳) 結婚後~現在
ちょうど4年ずつ住み、2022年4月現在をもって横浜市での生活が5年目を迎えました。
ほぼ成り行きですが、東京を囲む3県の県庁所在地に住めたことは少しレアなのかと。
そこで今日は、千葉市、さいたま市、横浜市に住む上でのメリット、デメリットを紹介していきます。
【千葉市】
<メリット>
- あまり混み合っていない
- 海が近い
- ディズニーランドが近い
あまり混み合っていない
千葉市は総武線沿線がメインであり、どの駅も良い意味で落ち着いています。
地方から出てきた人にとっては、ほど良い街と言えるでしょう。
遊んだり買い物したりする場所はありますので、生活する上では全く困りません。
実際僕も学生時代はほぼ千葉市内で行動していました。
海が近い
沿岸部出身のひとにとって、切っても切り離せないのが「海」です。
横浜みたくオシャレな海岸ではありませんが、BBQや散歩したりするにはちょうどいいです。
自転車に乗って、少し離れた海に行くのが何とも快感なんですよねぇ。
ディズニーランドが近い
「いやいや、ディズニーランドは近くなくてもたまに行くよ」
違うんです。
近くにないからたまにしか行かないのです。
年間パスポートを買って、ふらっとご飯だけ食べに行くひとも結構いますよ。
ディズニーは世界一のエンターテインメントですからね。
<デメリット>
- 千葉駅の一極集中
- 渋谷、新宿、池袋が遠い
千葉駅の一極集中
大きな買い物ができ且つ飲む場所も多くあるのが千葉駅しかありません。
逆に言うと、千葉駅しか選択肢が無いので迷うこともありませんが。
大きなショッピングモールは郊外にありますが、車を持たないひとにとっては駅前の方が便利でしょう。
千葉市ではありませんが、少し電車に乗り船橋市の方まで行けば船橋駅や津田沼駅なども栄えておりますので、通学、通勤帰りに寄るのもありですね。
渋谷、新宿、池袋が遠い
学校や職場がこの3駅にある場合、電車で行くのに少し時間が掛かります。
また友達付き合いも渋谷、新宿、池袋が多いと千葉市から行くのは不便ですね。
ただ、総武線を利用すれば乗り換え回数は少ないので時間を気にしなければ問題ないでしょう。
【さいたま市】
<メリット>
- 買い物拠点が多い
- 渋谷、新宿、池袋に出やすい
- サッカーが熱い
買い物拠点が多い
大宮駅がメインを張っていますが、その近郊には浦和駅、さいたま新都心駅があります。
もちろん大宮駅に行くのがベストですが、浦和駅、さいたま新都心駅も買い物には便利です。
特にさいたま新都心駅の目の前には「COCOON CITY」というショッピングモールがあり、何でも揃います。
飲みに行くなら大宮駅一択ですけどね。
渋谷、新宿、池袋に出やすい
さいたま市といえば埼京線。
この電車に乗れば、渋谷、新宿、池袋は乗換えなしで行けます。
この中で1番遠い渋谷駅でも大宮駅から大体40分あれば着きますからね。
サッカーが熱い
さいたま市といえばサッカー。
浦和レッズ、大宮アルディージャとJリーグ2チームを擁します。
フットサルコートも駅前に多くあり、サッカー好きにはたまらない街です。
サッカーに興味が無い方でも、浦和レッズの本拠地である埼玉スタジアムで日本代表の試合も開催されますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
<デメリット>
- 東京駅が遠い
- 海がない
東京駅が遠い
東京駅へのアクセスは千葉市、さいたま市、横浜市の中で最も不便です。
帰省や出張でよく東京駅を利用するひとにとっては少し手間に感じるでしょう。
ただ、高崎線など快足電車を利用することで移動時間を短縮できますので、うまく活用することをオススメします。
海がない
さいたま市は「海のロマン」とは無縁です。
海に行きたければ、千葉、神奈川に出向くしかありません。
特に海を求めていないひとには無関係ですけどね。
【横浜市】
<メリット>
- 横浜駅エリアの充実ぶり
- ブランド力
- 各所へのアクセス
横浜駅エリアの充実ぶり
横浜駅、新横浜駅、みなとみらい、元町・中華街駅。
遊び、デート、観光、買い物、何でも来いです。
この記事内では語り尽くせないほどの魅力が詰まっています。
都会指数では千葉市、さいたま市、横浜市の中でも間違いなくトップです。
ブランド力
「横浜市」という名のブランド力。
横浜生まれのひとが、神奈川出身ではなく、横浜出身と言うのも頷けます。
僕みたいに田舎から出てきた人間はブランドを欲しがるんですよね。
かといって、「東京都港区」みたいなお高い感じも無く程よいと言いますか。
親しみを持てるブランドです。
各所へのアクセス性
東京にも出やすく、また新横浜駅経由で名古屋、大阪、博多にも行きやすいです。
熱海や箱根などの温泉地も横浜駅からアクセスしやすいので、ちょっとした旅行にも向いています。
<デメリット>
- 家賃が高い
- 坂道が多い
家賃が高い
横浜市は広いので「区」によっても差はありますが、横浜駅に近ければ近いほど高くなります。
千葉市、さいたま市と比べても相場は高いでしょう。
ただ東京都心に比べれば安いので、僕みたいな普通のサラリーマンでも暮らせます。
坂道が多い
あまり知られていませんが、とにかく坂が多い。
生活圏内が全て平坦であるのが珍しいくらいです。
電動自転車の数が異様に多いのが、坂道の多さを象徴しています。
坂道を気にしなければ、家賃も割と安く住めますけどね。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
結論、千葉市、さいたま市、横浜市の優劣は付けられないということです。
僕が挙げたメリット、デメリットはひとによって見方が変わりますからね。
ただ、千葉市、さいたま市、横浜市、いずれも生活する上で困ることはありません。
その上で、自身にとって最も相性の良い都市を選んでください。
「東京に住むのはなぁ、、」
という気持ち、すごく分ります。
東京以外でちょうど良いところに住みたい、そんな方の一助となれば幸いです。
以上
ありがとうございました。
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