高校時代の野球部は異常でした!
マジで監督が教祖様と化していました!
いや、これが本当にそうだったんです。
野球の指導者というか、宗教の指導者だろ!
というくらい神格化されていました。
高校という狭いコミュニティの中にいると、置かれている環境が当たり前となってしまい、その違和感には気付きにくいものです。
しかし、、、
今振り返ると、、、
どう考えたって異常な程に監督が崇拝されていたのです。
出だしから、教祖とか指導者とか崇拝とか過激な言葉を使ってしまい申し訳ございません。
ただ、これが事実であることに間違いありません。
本当になんの為に野球をやっていたのか?
と、疑問に思うほどイカれた環境だったと思います。
高校で部活動に入る意味というのは、人それぞれ違うものです。
ただ僕個人の考え方としては、
高校野球は、勝たなきゃゴミだ!!
つまり、甲子園に行かなければ意味がないと思っていました。
この時点で、少し引きますよね笑
ただ、18歳のガキは本気でそう思っていたのです。
そこに教祖様、いや監督の登場です。
果たして、僕はどんな環境で野球をやっていたのでしょうか?
恐れずに、読んでくれたら嬉しいです笑
高校時代、同じような環境に身を置かれていた人はめちゃくちゃ共感してくれると思います。
それでは、いってみましょう。
ちなみに、だいぶ皮肉を込めた内容になっていますので、ぜひ笑ってくださいね笑
洗脳された選手達
○○先生を日本一の監督にするんだ!!
口を開けばこのセリフばかり笑
入学した時から、先輩にすり込まれるんですね笑
『いや、甲子園に行きたいのはお前らだろ?』
って思いますよね?
まぁ割と聞くセリフかも知れませんが、あくまでメディア用というか建前であって、
高校生の本音は、純粋に憧れの甲子園に出場したい!!
それと、
甲子園に出場して、、、
・クラスの女子にモテてぇ!!
・チヤホヤされてぇ!!
・大学の推薦もらいてぇ!!
こんなとこですよ笑
これが、健全な丸坊主のガキの思考です。
ところが、僕の高校では、大まじめに、
『○○先生が日本一の監督であることを証明するんだ!!』
と言っていましたからね。
今思えば、ガチで気持ち悪いなと思います笑
それから、監督の教え子もたまにグラウンドに現れて同じ事を言うんですよ。
『○○先生を日本一の監督にしてほしい』
ガチのどん引きレベルで、こいつ卒業してからも信者なのかよ笑
『甲子園に行きたいのは誰かのためじゃない、僕達自身の願いの為に』笑
※名セリフをお借りしたこと、お詫びします。
それから、当の本人、教祖様(監督)も次のように言っていました。
いい練習とは、俺の機嫌を損ねない練習だ!
何言ってんだコイツ、マジで!
お前の機嫌なんて知られぇよ!
どうせ、どんな練習しても常に機嫌悪かっただろうが。
それともあれか?
万馬券でも渡してやらぁ、その日の気分は上々か?
とは思ったものの、、、
実際に言ったことは1度もありません笑
僕はただのビビりなので、ここでしか言えません笑
まぁこんな感じで、
・監督の言っていることは常に正しく
・監督を日本一にすることが我々の使命であり
・監督のために全てのエネルギーを使います
これが我が野球部の教訓のようになっていました。
こんな監督が世の中からいなくなることを願っております笑
洗脳された父母会
監督が望むものは全て用意します!!
えーっと、具体的にはですねぇ、
・土日の度に数社の新聞とコーヒーを用意
・飲み会は高い酒と料理を用意
こんな感じです。
いや待てと。
『自分の金で何とかしろよ』
なんで父母会費で全て用意してもらえると思ってんだよ。
それから、父母会連中もどうかしてるぜ!
親が監督に媚びを売る姿を子供たちに見せるな!
僕たちは公立高校の生徒であり、監督は公務員で高校教諭、それ以上でも以下でもない関係なんですよ。
それなのに、接待に接待を重ね、監督もそれが当たり前だと思っていました。
もはや、それって上納金ですよね?
あー、気持ち悪い、気持ち悪い。
こんな環境に身を置かせた自分の親に全力で謝りたいです。
本当にごめんなさい。
ただ、おかげで『こんな大人にはなりたくないな』、というのを早い段階で学べたのはプラスだったなと思います。
卒業後も続く宗教的な行動
卒業してからも監督を喜ばせたい!!
とりあえず、1回吐いてもいいですか?
そんなに○○先生のことが好きですか?
『媚びを売ろうが、喜ばせようが見返りなんてないのに何が嬉しくてそんなことしよっとか?』
思わずどこぞの方言が出てしまいましたわ笑
失礼しました。
例えばどんな事を未だにしているか、、、
・グラウンドに行って菓子折を渡す
・大会で優勝したらお祝い金を渡す
・定期的に近況報告に行く
きっと、皆は○○先生のことが大好きなんですね!
うん、素晴らしい笑
僕は卒業してから1回も会っていません。
ただ1度だけ、帰省した際に街で遭遇しかけたことがありましたが、メイウェザー並のステップで交わし何とか僕の存在に気付かれず済みました。
あれは本当に危なかったです。
ほんと地元に帰ると誰に会うか分からないので、逆に気が抜けないですよねぇ。
本来は安らぎを求めて田舎に帰っているのに笑
まぁとにかく、、
高校時代のしがらみから解放され、今をしっかり生きましょう笑
やっぱり自分の為に生きないと!
はい、ということでまとめに入ります。
だいぶ過激な表現となってしまいましたが、高校時代の宗教的部活動の実態が少しは伝わったでしょうか?
今回は野球部の監督を例にしましたが、人生も同じです。
・上司のために
・親のために
・子供のために
・配偶者のために
これを全て否定するつもりは全くありませんし、人は『誰かのために』と思うことで力を発揮できることも十分に理解しています。
ただ、日本人は自己犠牲の精神が強すぎはしませんか?
僕は、そう思います。
というか、僕自身が完全にこの思考でした。
でも、まずは自分を満たしてあげましょうよ。
それじゃないと満足のいく人生になりませんからね。
『人のために』もいいですが、本当に自分が成し遂げたいことも同じように大切にしてください。
その方が絶対に人生は豊かになります。
自分を信じるのです!
最後の最後に宗教っぽいことを言ってしまい、すみませんでした笑
でもこれだけは言わせてください。
僕の高校は異常だった!!
以上
ありがとうございました。
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